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〜古建築研究会は、伝統技能の継承を目指しています〜

調査記録investigation

1.旧渡辺家住宅調査(村上市コミニティデイホーム)

日時 内容
調査物件名 旧渡辺家 住宅
調査場所 村上市鍛冶町2番3号
所有者 村上市
調査年月日 平成10年4月11日
建物概要 建築年月日 昭和9年8月28日 上棟(棟札有) 築後63年
町屋造りで今回の調査により見えがかりに解体番付けが見られ検討の結果、解体再移築された建物と判断された。後日の調査により塩町にあった、米屋、板垣 佐一郎氏の家宅を渡辺 吉太郎氏が買い取り現在地に移築したことが判明した。しかし、当初いつ建築されたかは不明である。
建物の仕様 ミセ ドマ大きい吹き抜けの茶の間、奥座敷、中庭、一間巾の通り土間、等 当初米穀商を営んでいた大商いの商家の名残がよく残っている建物である。
下屋軒高252cm 本屋軒高465cmで当時の村上では一般的な軒高である。
また建物芯と棟の芯の位置を45cm ずらしてあるが、当時は棟割りにすると縁起が悪いと嫌った為である。これもこの地方特異なものである。
基礎は布状に切石を並べ土台が地面より12cm上がりと低いのも当時は一般的な物である。
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2.大滝家住宅調査

日時 内容
調査物件名 大滝家住宅 1棟 土蔵 1棟 作業倉 1棟
調査場所 村上市塩町7番19号
所有者 大滝 昭治
調査年月日 平成12年11月8日
建物概要 建物は住宅.土蔵.作業倉の三棟からなり典型的な商家町屋の構成がなされている。住宅部分は主に店舗.住居.で構成し土蔵は貴重品。什器等の収納庫。作業倉は土蔵造りで当初は醸造用の蔵倉として使用。後に改装して工場として使用。
建造 年代 各棟 棟札あり
住 宅 明治 8年 1875      土 蔵 明治 6年 1873
作業倉 明治12年 1879*
この度の建物調査では建物の銘板ともいわれる、棟札が幸いにも三棟とも存在していたことである、また建具の部材よりも墨書が見つかり、これらにより建築年代、建主、工事関係者 時代背等が解明される貴重な資料となり、調査に非常な手助けになりました。
*今回の調査の作業蔵には幕末時代の棟札が重ね札として残っており現在の蔵は建て替えたことが判明された。
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3.有明山最念寺調査

日時 内容
調査物件名 有明山最念寺「弁財天堂」(村上市指定文化財)
調査場所 村上市肴町4−26
所有者 最念寺
調査年月日 平成10年8月〜9月
最念寺沿革 当初、平林城主色部氏の祈願所として、有明村に建立されたが、天正年間火災に遭い、縁起その他焼失、開基不詳。寛永年中、城主堀丹後守直竒により、有明村、助渕村に寺領を寄進され再興されるが、本多能登守忠義に寺領などを召し上げられ、寺の存続ができず、廃絶となる。その後、現在地に移築されたと伝えられる。有明山の山号は、有明村に因むものか。
建立年代  氏再建、本多氏廃寺}1632年〜1643年=約20年
構造  木造2間半四方面、萱葺き屋根、移築・再建時、本殿(神座)部分を増築したと推定される。
痕跡  移築、再建
内陣  内陣と拝殿の境とする棟持柱2本、半柱2本に当初の敷、鴨居、蹴込板等の痕跡がある。当初、神座は内陣に設けられていたと推定される。
 屋根  当初は茅葺きの寄棟造りで、向拝部分のみ流れ造りになっていたと推定される。軒は二軒きとなっている。本堂の丸桁は松材で、本殿部分(増築)丸桁は欅材である。
小屋組  当初材と推定される梁、隅木が見受けられる。比較的新しいと思われる材木もあり、太鼓落しの野梁等は当初材が傷んでいたので、補強材として使用したと思われる。また束、樌等も新材使用が見られる。茅葺き屋根は又首までは当初材で、他は再築時新材に取り替えたと思われる。
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4.美術館旗籠門調査・改修

日時 内容
調査物件名 美術館 旗籠門
調査場所 村上市小町1番3号
所有者 渡辺 ユキ
調査年月日 平成12年2月〜4月
調査概要 この建物は、当初、旅籠に出入りする時の門として建てられた建物で、間口三間、奥行き一間と一尺五寸の物件である。建設年代は、明治の後半から、昭和の初め頃と推定される。現在物置として使用されているが、昭和40年頃までは「烏与」と言うラーメン屋さんが店として借りていたもので、そのための改造や壁や天井はベニヤ板を貼り、ペンキ塗りとなっていた。その後の調査で旗籠門の時の扉や、壁の漆喰がまだそのまま残っていることが確認できた。また、道路側に一尺五寸増築していることもわかった。
(1)由緒沿革:旅籠の来客用の門として建てられた。
(2)建築年代:特定不能
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5.妙性寺大門改修

日時 内容
調査物件名 妙性寺 大門改修工事
調査場所 村上市小国町5番9号
所有者 妙性寺
調査年月日 平成15年4月〜5月
調査結果 現状調査と修繕方法の提案を行い、そのまま工事を会員メンバーが請け負った。
工事内容  屋根瓦を撤去し、唐破風の取替、葛浦桁の不良部分撤去と補強、下り下魚の復旧、その他全体の傾がりの修正等
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6.価値ある住まいまちづくりフェスティバルin村上に参加

日時 内容
件名 価値ある住まいまちづくりフェスティバルin村上に参加
年月 平成13年9月
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7.東中学校生徒に講義

日時 内容
件名 東中学校生徒に講義
年月 平成14年1月
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8.建築フェアーに参加

日時 内容
参加行事名 建村上市・岩船郡建築フェア
行事年月日 平成17年2月25日、26日
出展内容 当研究会の今迄の活動記録の展示及び古材の利用法や地域の伝統工法のすばらしさを紹介。
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9.専門学校生徒研修

日時 内容
件名 工科専門学校生徒の研修
行事年月日 平成18年12月8日
場所 村上地内最念寺及び市内町家
研修の概要 地域に伝わる伝統工法技術の実物を見ながら今の工法と昔の工法のちがい等、又、材料の使い方等生徒に説明する。
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10.研修旅行

日時 内容
件名 研修旅行 
行事年月日 平成23年10月2日
場所 柏崎・加茂
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柏崎飯塚邸(柏崎市指定文化財)


樹齢1200年 大欅(国指定天然記念物)




11.研修会

日時 内容
件名 研修会 瓦の話し 講師:会員 藤田頼顕氏
行事年月日 平成23年10月2日
場所 瀬波温泉 はまなす荘
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