上海府小学校跡 利活用事業第二章を実施しました
8月のキャンプに続いて、上海府小学校跡利活用事業はいくつもの教室を利用した体験教室を実施しました。
当日ご参加・ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今回体験教室の先生となるのは頼れる青年部メンバーたち。各自が持ち前の技や趣味を生かした教室を行いました。
開催した教室・コーナーを紹介
森のかけらのお守り作り教室
予約は満席となりました。寺澤先生はワークショップの経験が豊富で子どもたちの扱いも手慣れたもの。今回は初挑戦の教材となりましたが、小さな子どもから大人まで、一心不乱に取り組んでいました。
空き時間を使い、青年部メンバーも体験していたようです。
体育館では、村上の杉材を使った積み木「スギイタつみっきー」コーナーも提供してもらいました。
親子整体教室・はじめてのお灸教室
2種類の教室を交互に開催しました。
こちらの剣持先生も講師としての経験が豊富で、毎回イベント時の司会を任される安定感はさすが。プロジェクターなども持ち込んで、分かりやすい教室が好評でした。
当日のアンケートの回答では満足度の高さがうかがえる内容でした。
むしみつの標本と生きもの教室
スライム作りと人気を二分した教室で、予約は満席となりました。トカゲや昆虫などの生体・標本などを持ち込み、最も搬入に労力をかけた教室です。
苦労して運んだ生きものや標本は子どもたちに大人気。教室の一画がちょっとしたペットショップのようになりました。
何を隠そうこの先生、本業はタイヤ屋さんですが、じきにこちらがメインになるのではないでしょうか。
スライム作り教室
YEG研究員
標本・生きもの教室と並んで人気が高かった教室で、予約は満席となりました。たくさんの親子が興味津々で参加してくれました。
当日も少し増枠したところ、すぐに参加者が現れました。
先生はバリバリの理系ですが商才もあるようで、なぜか教室の中から甘い香りがしていました。
シトラスリボン作り教室
紙の扱いに慣れた折箱屋さんが、ウワサや偏見をなくす象徴としてシトラスリボン作りを開催。
リボンで作る3つの輪は、地域と家庭と職場(学校)を意味するそうです。
体験した人に聞いてみると簡単にできそうで、実はそうでもないようです。帰りにはリボンを付けた人が沢山歩いていました。
美容師体験
こちらは、たっぷり2時間の充実コースで予約は満席となりました。
はやり女の子の参加が多かったです。中には新潟市から参加された方もいました。需要はあっても、なかなかこういう体験をできる機会が無いのだと感じました。
まさに青年部ならでは。職を持ったメンバーが技と経験を生かして行った教室でした。
使用したマネキンの頭は参加者が持ち帰りました。
シニア体験
メディアなどでは良く見かけても、実際には経験する機会の少ないシニア体験。
関節に動きを制限するサポーター、手足・胴体に重り、白内障を再現したゴーグル、耳にはヘッドホンで聞こえ難い状態を作ってシニアの状況を再現します。
ベタ座りからの立ち上がりがとても大変になり、普段の動きが制限されるのを感じます。
いずれは誰もが通る道。どんな時も、いたわりの気持ちを持ちたいですね。
黒板アート
イベント当日までに3日間をかけて製作しました。
上海府小学校や波、地元の風景などを織り交ぜて描いてくれました。
かもめ喫茶
休憩室は前回に引き続いて、上海府地区向上委員会オレモオメモの皆さんが担当。
可愛いカモメ?の帽子をかぶってお客さんを迎えてくれました。アルバムや各テーブルにPR用のチラシを設置したり、内容もより充実。
上海府写真コンテスト
上海府町づくり推進委員会で開催した写真コンテストの作品を展示。
今年度の第7回の応募作品に加えて、これまでの1回〜6回の作品を全て展示するスペシャルな内容となりました。
おまけ…JJ黒板とKMY黒板
楽しかった!次はいつ?
当日は天気にも恵まれ、穏やかで清々しい日本海を見渡せる校舎からは「すごい景色」「ここが廃校なんてもったいない」といった声がたくさん聞こえてきました。
また、参加された方からは「楽しかった!また来たい!」という声が寄せられています。
2回の校舎活用を実施し、ますます活用への道が期待される結果となりました。
学校は多額の税金を投入され建設されています。このような可能性のある施設を放置している現状に疑問をぶつけ、どんどん皆で声を上げていきましょう。
ご参加・来場いただき、ありがとうございまいした!