松尾芭蕉と村上


旅籠屋井筒屋 芭蕉は、元禄2年(1689)の3月26日、曽良を伴って、「耳に触れていまだ目に見ぬ境」をたずねるため、江戸から奥羽の地へと旅立ちました。これが、あの「奥の細道」の旅で、半年にも及ぶ長旅になるわけですが、村上へも6月28日(今の暦では8月13日)に立ち寄り、2泊3日を過ごしました。
 当時の村上は越後一の大藩で、榊原侯15万石の城下町でした。人口も9300人余りだったというのですから、たいへんな賑わいを見せていたことでしょう。
 今でも村上には、芭蕉と曽良が泊まった旅籠屋や参詣したお寺が残り俳句を刻んだ石碑も静かにたたずんでいます。

石碑
花咲いて 七日鶴見る 麓かな
村上市石船(いわふね)神社境内
石碑
文月や 六日も常の 夜には似ず
村上市石船(いわふね)神社境内


石碑
けふばかり 人も年よれ 初時雨
村上市上片町地蔵堂前
石碑
雲折々 人を休むる 月見かな
村上市加賀町稲荷神社境内

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