長井町 (ながいまち)
上町から南へ延びる町並み。南端は羽黒町との間の桝形で、また上町との境の道は東方飯野門に通じる。近世初めは「田町」と称し、侍屋敷であったという。 城主堀丹後守直竒はこの侍屋敷を飯野に移して町屋とし、その後「長井町」と改められた。寛永十二年(一六三五)の村上惣町並銘々軒付之帳には、家数四二、竈数五三とある。 寛文五年(一六六五)の当町には、加賀屋、越前屋、小松屋などの造り酒屋があった。嘉永二年(一八四九)には家数七三軒となる。