片町 (かたまち)
慶長二年(一五九七)絵図の「中町村」は当町の一部に比定される。寛永十二年(一六三五)の村上惣町並銘々軒付之帳には「片町」とあり、家数六一。寛文六年(一六六六)、藩主松平氏により、堀片から当町の先へ移された「新片町」も一時は含んだが、宝暦元年(一七五一)、両者は上・下片町に別れ、のち下片町は旧に復して片町を称した。町の中程から南に延びる小路は、青面金剛王を祀る庚申堂に至る。堂は村上城の鬼門鎮護のため荒町から移し祀ったもの。