上片町
(かみかたまち)

当町はかつて現在の堀片にあった町という。寛永十二年(一六三五)の村上惣町並銘々軒付之帳に「片町」とあり、家数六一。城主松平大和守は、侍屋敷拡張のため寛文五年(一六六五)、この町を山辺里河畔へ移転し「新片町」と呼んだという。その後、元禄十三年(一七〇〇)に、「上片町」を称し片町と別れた。肴町から続く城下の東端で、山辺里橋の橋本に近い延命地蔵尊は、口碑によれば元和四年(一六一八)、城主堀氏が旧茅倉より移し祀ったものという。
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